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第4講「がん患者に対するアガリクスの効果」

QOLの改善

QOL(Quality Of Life)をご存知ですか?これは「クオリティ オブ ライフ」、つまり個人の人生(日常生活)や社会的生活の質を指します。たとえ闘病中でも、人間らしく充実した日々を送ることが重要視されるようになってきました。

韓国での臨床試験で、抗がん剤治療中の婦人科系がん(子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん)の患者に、アガリクス抽出液を飲用してもらい、アガリクスを併用した患者39人と併用しなかった患者61人を比較しました。その結果、アガリクス飲用患者において、免疫細胞であるナチュラルキラー(NK)細胞の活性が高まったというのです。

さらに注目すべきは、化学療法(抗がん剤)の副作用による食欲低下・脱毛・情緒不安定・脱力感などが、アガリクス抽出液の飲用によって改善されたことです(W. S. AHN et al, International journal of gynecological cancer 14, 589-594, 2004)。

上記の結果から、アガリクスの投与が、がん患者のQOL改善にも役立ったと言えるのではないでしょうか。



進行がん治療患者の免疫力増強

進行がん治療患者の免疫力増強

日本では、抗がん剤と手術によって一度は腹部の巨大腫瘍が取り除かれたのですが、その後、肺への転移が認められ、再び化学療法が施された進行性のがん患者にアガリクス抽出物の投与が試みられました。

化学療法により、免疫力低下などの副作用が起こりました。この副作用を軽減するため、アガリクス抽出物の飲用を始めた結果、免疫細胞のナチュラルキラー(NK)細胞やヘルパーT細胞が増加しました。

このことから、アガリクス抽出物の投与は、進行がんでも免疫細胞を活性化させ、治療に有効であると報告(横野さん他、医学と生物 133, 1996)されています。

がん患者へのさまざまなケア

がん治療において、食生活や心・コミュニケーション・生活の様々な症状への対応・ケアが必要になります。例えば、「痛み」を感じると、手や足をひっこめたり、その部分をかばったりして、体へのダメージを食い止めるための危険信号の役割を果たしています。しかし、がんによる痛みは、危険信号の役割はなく、逆に脈拍や呼吸が速くなったり、血圧が上がったり、あるいは食欲不振や不眠など様々な悪影響を引き起こします。

WHO(世界保健機関)では、「がんの痛みは治療できる症状であり、治療すべき症状である」と提言しています。痛みを軽減する治療を受けることは患者の権利であり、肉体的・精神的苦痛を和らげることでQOLが向上し、有意義な時間を過ごすことができるのです。緩和ケアが真にそれです。

緩和ケアとQOLの改善


第5講 アガリクスによる実際のがん治療 第3講 アガリクスはどのようにがん細胞に作用するのか?
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