HOME › 第1講 アガリクスとは何? › 学名アガリクス・ブラゼイ・ムリル
アガリクスの学名は、アガリクス・ブラゼイ・ムリル(Agaricus blazei Murrill、今日では Agaricus subrufescens とも呼ばれる)、和名はヒメマツタケといいます(『原色日本新菌類図鑑』)。通称「アガリクス」とか「アガリクス茸」などと呼ばれています。
市販されているアガリクスやアガリクス製品には、乾燥させたものや菌糸体の抽出物などがありますが、本サイトでいう「生アガリクス」というのは、アガリクス・ブラゼイ・ムリルを収穫した直後の生のきのこのことです。最近では、アガリクスががんに効果的であることが本やインターネット上でさかんに紹介され、アガリクスの抽出エキスや菌糸体の抽出エキス、あるいはその乾燥粉末が高値で市販されるようになっています。
しかし、アガリクス抽出エキスや乾燥粉末に、アガリクスの有効成分がすべてそのまま含まれているとは限りません。長寿で知られるブラジルのピエダーテ地方の人々も、抽出エキスや乾燥粉末を飲んでいたのではなく、生のアガリクスを調理して食べることで、アガリクスに含まれるすべての成分を体に取り入れ、健康を維持してきたのです。つまり、アガリクスはがんに限らず健康維持にすぐれた健康食品ということができます。
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